OPDスキャンを導入しました。

OPDスキャンとは?

ご紹介が遅くなってしまったのですが、OPDスキャンを導入しました。
OPDスキャンとは、角膜形状と、屈折分布を測定する装置のことです。
といっても、何のことやら?って感じですよね。
分かりやすく言うと、見え方シミュレーション機能として「見え方の質」が、
画像として視覚データで出てくるため、
見づらさの要因が、角膜にあるのか、
それ以外の部位にあるのか、一目瞭然で判別できる装置のことです。

OPDスキャンでは、こんなことがわかります!

ずばり!「見え方の質」と「夜の見え方」がわかります!
「見え方」に関して、メガネできっちり矯正ができるのか、
それとも「メガネで矯正してもこれ以上の視力の向上は望めない」のか。
それがばちっと画像と数値で出るようになりました。
実は以前までは「メガネで矯正しても、これ以上、視力は出ないですよ。」
とご説明しても「いや!もっとレンズのパワーをあげれば見える!」
という方が少なからずおりまして…(;^_^A
なかなかご納得いただけない方もいらっしゃって、困っておりましたが、
それが画像として出てくるので、
「レンズのパワーを変えても、自分の目は、これ以上の視力が出ないんですね。」
「利目の方が視力が出づらいから、見づらさを感じる時がある、ということですね。」
と、わたし自身も、ご説明がしやすくなり、
お客さまに、ご納得していただけるようになりました。

昼の見え方と夜の見え方には差がある。

それから、昼と夜の見え方の差がわかるので、
夜用のメガネが必要なのか、昼用のメガネだけで大丈夫なのか。
そこの部分が一目瞭然で分かるようになりました。
わたしは、夜の見え方が変わるだけでなく、球面・乱視・乱視軸まで変わってしまうという、
かなりめんどくさい眼で、夜と昼のメガネの使い分けをしています。
それに気が付いたのは、夜の高速運転で、降り口の文字が読めなかったこと。
夜の運転が本当に怖かったので、先生に電話をして、名古屋入りのタイミングで、
眼鏡学校でこのOPDスキャンを撮ってもらって、
夜用のメガネを作って貰いました。
高次収差が増える、ということも理解していたので、
それを緩和してくれるレンズを使用していたんですが、
今回、コントラスト感度も低下していることがわかって、
(どうりで夜、平面的にしか見えない訳ですね…。
あと暗いレンズカラーもどうりでニガテなわけです。)
夜用のメガネに+して、コントラストを高めてくれるレンズを導入しよう、となりました。

夜の見え方に悩んでいる人、意外と多い!

今回、OPDスキャンを導入してから、
「夜間の見え方」について、ヒアリングがとてもしやすくなって、
意外と「夜の見え方」でお悩みを抱えていらっしゃる方、多いんだな、と感じました。
(内心は、わたしだけじゃなかったんだなぁ、と思って安心してます…笑 すみません…笑)
先日お見えになられたお客さまも、

夜の見え方がずっと「パッと散った」ように見えていて、
それを誰に言っても理解してもらえなかったんだけど、
このOPDスキャンで見え方が「可視化」されることで、
自分のこの悩みは間違ってないんだなって理解できてよかった。

というお言葉を頂きました。
夜の見え方に悩んでいる方は、わたしのように安全面でも「怖い」って感じる場合もあるので、
夜専用のメガネをお作りになることをおすすめします。

前掛け式で、リーズナブルなお値段で、
夜の見え方を緩和。

度付で作るもよし。
度数が変わらない人は、前掛け式のシーザーフリップで、夜の運転の時に装着するだけで、
「眩しい」「暗く感じる」というお悩みが随分緩和されます。
ただし、シーザーフリップは、リーズナブルだけど、重さを感じるので、
それを理解した上で使われると良いですね。
夜の見え方におすすめのレンズカラーはこちらです。
「見え方」にお悩みの方はどうぞご相談ください。
ご相談はこちらよりどうぞ!

スペシャルサンクス…!

ちなみに今回OPDスキャンを導入するに辺り、
2年近く「OPDスキャンあると良いって!ここらで踏んぎれ!」と、
わたしを説得し続けて下さったサザンインフィニティの横井さん。
(「オートレフで近視だから、自分は近視だもん!」事件(本当に酷い理論だ。笑)に始まり、
天頂は、スーパー頑固なわたしを、いつも根気良く説得してくれる、ヒーローです。笑)
導入するに辺り、補助金のこと、
OPDスキャンを導入後、お客さまのために、あると良いレンズカラーやシステムなど、
丁寧に相談に乗って下さったプライオリティオプティシャンズの長谷川さん。
(長谷川さんにも、tsuburaの件といい、いつもお世話になってる。)
お世話になり、ありがとうございました!
わたしは個人事業主ですが、こうしてお店を営業し続けられるのは、
お客様ももちろんなのですが、先輩方にいつも助けて頂いているからです。

OPDスキャンに関しては、わたし自身もまだまだ到着したばかりで、
不慣れなことばかりなので、またデータの見方など、
色々と勉強して行こうと思います。