【事例紹介】メガネを掛けた自分の顔を好きになる。

【事例紹介】メガネを掛けた自分の顔を好きになる。

本日ご紹介するのは、マンドリン講師をされている、Iさまです。
今までは、コンタクトレンズをご使用になられておりましたが、
「遠くも近くも見づらい」とのことで、メガネを作りにご来店頂きました。
「着用写真もおっけー!」
とご快諾頂けたため、お写真を掲載させて頂きました(^^)

掛けていることが楽しくなるメガネ!

メガネ:KAMURO
レンズ:HOYA 雅(遠近両用レンズ)

お選びいただいたのは、ステンドグラスのような装飾が美しい、
KAMUROのメガネフレームです!
このメガネフレームは、正面ではなく、斜め上から見た時に、
(おっ)と存在感を発揮するように出来ております(^ ^♪
レンズは、隅々まで見える広い視界と、初めての遠近両用でも掛けて帰られる慣れやすさ、
そして中間帯の広さに定評のある、HOYAの雅でお作りをさせて頂きました!

アクセサリー使いが素敵な、Iさまの雰囲気と、ピッタリ!かわいい!
これを選んで下さって、本当に良かった!
実は今回、わたしはメガネフレームの接客は、あまりしていません。笑
(お似合いになりそうなメガネフレームは、幾つかお出し致しましたが。笑)
なぜかというと、Iさまですが、元メガネメーカー勤務のお友達と一緒にいらして下さったんですが、
ご友人のKさまが、とてもわたしと感覚が近い方で、その方が、
わたしがいつもお客さまにお伝えしていることを、全力で代弁してくださいました。

もうこれから毎日メガネなんだし、
せっかくだから、素敵なメガネフレームにしようよ!
メガネを掛けた自分の顔を好きになれるようなメガネにしよう!
今のメガネは少し、大人しすぎるんじゃないかな、と感じてたんだ。

( Kさん、ぐっじょーぶ!!!笑 )

と、内心ガッツポーズをしていたのは、言うまでもありません。笑
基本、コンタクトレンズをお使いの方は、メガネが苦手な方が多いのですが、
お話を伺っていると、

  • 自分に似合うメガネが分からない
  • そもそも、メガネのサイズ感すら分からない

自分に合うメガネに出逢えていないから、
メガネに対して苦手意識を持ってしまっているんじゃないのかな?
という印象の方が多いように感じております。
KAMUROのような個性的なメガネは、
人に薦められなければ、絶対に手に取らないメガネです。
最初は迷っていたIさまですが、ご友人のKさまの、
熱烈なプッシュが、このメガネを選ぶ決め手となりました(^^)
元々上品な雰囲気をお持ちのIさまでしたが、
さらに素敵なメガネ美人に変身して下さって、とても嬉しいです(´;ω;`)ブワッ

それでは眼の状態を分析していきます。

使用眼鏡

R)S-7.50 ×0.2ぼんやり
L)S-6.50 ×0.2ぼんやり

普段はコンタクトレンズでお過ごしになられていたIさまですが、
最近は眼が辛くて、裸眼で過ごしたり、コンタクトの使用頻度を落として、
メガネで生活をされている、とのことでした。
メガネは、10年以上前に某チェーン店で作製したそうです。
おっと・・・全然見えてないです・・・(;^_^A
0.2はかなり危険水域かも…運転も危ないですね・・・(;^o^A
しかもわたしの大嫌いな乱視抜きのメガネです。
Iさまは、乱視抜きだということはご存じなかったようですが、
乱視=身体に悪い、という都市伝説が、何故か根強くあるんですよね💦
近視が進行したり、将来、回旋が上手くいかなくなったり、
ちっとも良いことがありません(;^_^A

眼位:遠方 右上斜位の動き / 近方外斜位
NPC=6cm以内で合格
追従=NO(右眼があまり動いていない)

両眼が上手く使えているかのチェックも、NGです。
特に右眼が上手く使えていないし、上下斜位が出ております。

測定度数

R)S-10.50 C-0.25 AX165°ADD+1.25 ×1.2半分
L)S-9.50   C-0.25 AX50°  ADD+1.25 ×1.0

両眼ともで-3.00の近視の未矯正、1段階の乱視の未矯正、
第二のお年頃、老眼が見つかりました。
視力もきちんと1.0出て安心しました!
実はIさま、当店に来られる前に、眼科で老眼のことを相談したそうですが、
経過観察と言われたそうでして・・・。
老眼は、生理現象なので、経過観察しても治らないですからね(;^o^A
近くの見づらさを感じたら、速やかにメガネを作りにいらして下さい。

眼位:遠方 外斜位 / 近方 右上斜位
NPC=6cm以内
追従=YES(右眼で物がスムーズに追えるようになる)

両眼視もOK!近方で右上斜位の動きは残りましたが、
こちらは、きちんと両眼視が出来ていることを確認できたので、問題ありません。

定期検診に通って頂くことになりました。

今回、とりあえず視力的にはOKですが、
ハードコンタクトレンズの使用が20年を突破していることもあり、
コンタクトレンズの使用をやめることで、角膜の形状変化で、
(コンタクトで抑えられていた角膜カーブが、元の角膜に戻ることにより、度数が変わって来る)
度数の変化が考えられることと、
不自然な調節介入が見られ、恐らくまだ乱視が出てくる可能性がかなり高かったため、
一年後に、もう一度メガネ合わせをさせて頂くこととなりました。
よって、この度数は、Iさまにとってゴールではございません。

メガネを掛けた自分の顔、好きになりますね!

横から見た時に、厚みが目立たないよう、
艶を出して、レンズを透明に仕上げました。

お渡しは、ひと手間掛けてお渡しをさせて頂きました!
レンズを磨いて透明にすることで、
横から見た時にレンズの厚みがあまり目立たなくなります。
強度近視の方は、メガネフレーム選びが大変!だと思われがちですが。
もちろん、レンズを薄く仕上げたり、小さい玉形を選ぶことも、選択肢のひとつです。
でも、そういうことにこだわっていると、掛けるメガネが少なくなっちゃいます。
わたしは、それよりも、
自分の好きなメガネを掛けた方が良いんじゃないかなーといつも思っています。
選んだメガネに対して、レンズが目立たなくなる工夫は行います。
でも、少し華やかなメガネを掛けたり、好きなメガネを掛けることで、
レンズの厚みは、いつのまにか気にならなくなってること、よくあります。

見え方に慣れるまでは、しばらく大変なことの連続ですが、
少しずつ、ゆっくりと、メガネに慣れて行って下さいね!
KAMUROのメガネ、本当にIさまにお似合いで、きゅんとしちゃいました♡
またコンサートにも足を運ばせて頂きますので、宜しくお願いします!

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