2022年、あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます!
今年は定休日と重なったこともあり、本日からスタートとなりました。

皆さまはどのような年末年始をお過ごしでしたでしょうか?
わたしは12月にちょっとバタバタと色々ありましたので、
年末年始を、ゆっくりと本を読んで過ごしておりました。
レイモンド・チャンドラーは皆さまご存知でしょうか(^^)?
チャンドラーはご存じなくても、
「ギムレットには早すぎる」の名言を、
少しでも聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
あまり海外文学は得意な方ではないのですが、
以前読んだ「ロング・グッドバイ」がとても面白かったこともあり、
これを機に、チャンドラーを制覇することにしたので、
年末年始は、ずっとチャンドラーの「さよなら、愛しい人」を読んで過ごしておりました。
チャンドラーは、言い回しが独特で、何よりも小道具、そして世界観が、とてもオシャレ。
描写力もものすごくあって、情景やその人物がまるで映画のように頭の中に浮かぶのが特徴です。
人にはそれぞれ、絶対に譲れない部分というものがあると思います。
主人公の私立探偵、フィリップ・マーロウは、
例え損をしたとしても、絶対に自分の信念を曲げない、
そして、自分の大好きな友人のためになら、身体をはってまで危険を冒す。
まあ、なかなかそこまでしてたら命が幾つあっても足りませんが(笑)
(実際マーロウも、命は一つだということをそろそろ自覚するべきだ、なんて葛藤する場面も。)
自分の信念を貫く、という点においては、
女性のわたしですら、見習いたいと思うほどの、美学の持ち主です。
それがハードボイルド、という生き方なんだと思いますが、
わたしも絶対に譲れない部分というは、今年も妥協しないで貫こう、と、
マーロウの生き様を見て、心から思いました。

2022年も、コロナのオミクロン株拡大のニュースからスタートの年明けとなってしまいましたが、
コロナに負けずに、今年もお店を営業させて頂く予定でおります。
2021年も、温かいご支援・ご理解を頂き、深く感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
2022年も、なにとぞ宜しくお願い申し上げます!

face & wrist gallery SAKAI スタッフ一同