999.9 S-980T 入荷しました。

999.9 S-980T 入荷しました。

こんにちは、人にやさしく、メガネにもやさしい、福井県福井市のメガネ店、SAKAIです。
秋の展示会でオーダーしたモデルが入荷して来ました。
S-980Tシリーズは、フォーナインズの中心となる、
スタンダードラインのフルメタルフレームです。
シートメタルをベースに立体的でより上質な表情を纏い、
あらゆる角度から見てもフォーナインズクオリティを感じ取れる、
高い完成度を感じるメガネフレームです。
上品な上質さを感じるS-980Tは、大人のスーツスタイルに合うモデルです。

S-980T 47□21 12
ガンメタリック(ブラックマット)

フロントのアウトラインには段落ち加工を施し、カラーリングの切り替えを行うことで、
立体的で豊かな表情を演出してくれます。

フォーナインズの機能性への探究を象徴する逆Rヒンジを搭載し、
高いホールド感による安定したここちよさを実現。
シートメタルによる強固なメタルフロントが、その効果を最大限に引き出します。

側面視は1.5mmの均等と細身なテンプルは、フォーナインズのなかでも最も繊細な表情。
上面視には幅を持たせ、見る角度によって異なる豊かな表情を漂わせながら、
「999.9」「Glasses should be fine Tools」の刻印を入れることで上質さを際立たせます。
立体感のあるフロントと合わさって質の高さを表現し、
フレーム全体の完成度を一層引き上げるパーツです。

「眼鏡は道具である」は、フォーナインズの、コンセプトです。
初代のデザイナーである三瓶氏は、わたしの出身校でもある、キクチ眼鏡専門学校卒業です。
「メガネ作りを教えてほしい」と学校の門をくぐったのは、卒業生の間では、有名な話。
そこから、掛ける人にとっても、販売する人にとってもストレスのないメガネを、
と生み出されたブランドが、今や世界を代表するブランドとなった、フォーナインズです。
その三瓶氏のこだわりが、メガネにも刻印されているというのは、とても素敵ですね!

わたしはこのコンセプト、すごく好きです。
眼鏡はそもそも、オシャレで掛ける以前に「視力矯正のための道具」なんですよね。
掛け心地の良いフレームに、快適な度数のレンズが入ってこそ、
初めてメガネは「道具」として完成します。
だけど身体に合わないメガネが氾濫している昨今。
「眼鏡は視力矯正のための道具」であるという概念が、失われつつあるように思います。
それをあえて、メガネに刻印して、わたしたちに伝え、そして思い出させてくれる。
とても粋じゃないですか。

メガネの資格は、去年の11月より、国家資格になりました。
視力に関する健康上の問題は、今や大きな問題となっております。
「眼鏡は視力矯正のための道具」
国家資格を持った技術のある人のところで、眼鏡をお作りになることを、強くおすすめ致します。